里見ストーリー⑤初恋の高校時代

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高校入学~高校生活

中学卒業から二年。
僕は通常より二年遅れで高校に入学しました。
しかも、妹と同じ学校。同じクラスです。

さらに席順は出席番号順=あいうえお順の並びだったので、僕のすぐ後ろが妹の席でした。
この学校は定時制の学校でそれまで馴染めずにあまり登校できなかった人や、
成人してから通っている生徒もいましたので、別にそれで面白がられたりすることはありませんでした。

こっちもそこまで気にはしていなかったです。

数人年齢の違うひとがいると言っても、基本はやはり現役の年齢の生徒が多いので、
だいたいみんな2歳下でした。
でもあまりそんなことは気にしなかった人が多かったと思います。

学校に通いだして思ったのが、授業などで同じ場所、
同じ時間拘束されることがこんなに窮屈だったかな?ということです。
そもそも僕が学校に通うのは考えてみれば5年以上ぶりです。

それまでは結構自分の自由な時間が多く、
バイトの時も基本的にはなにか作業しています。

それが机にただ座って先生の言うことを聞く。
これがとても窮屈に感じましたし、精神的にきつかったです。
自分で学びたくて学んでいることならまだしも、
別にこちらが望んだわけでもないものをただ一方的に聞かされることは凄く退屈におもいました。

また、自分以外にも色々な人もいて、それが一つのクラスに収められていて、
周りの目を気にしたり、
ちょっとした行動や話し声がとても気になる。

僕にとってはすごく敏感になり気になったりイライラしたりするようになりました。

僕の前に座っている男の子がちょっと派手めな感じの子で、
授業中も落ち着き無く動いたり、喋ったりしていました。

目の前でワチャワチャされるのでなんだかとてもイライラして、
一回持っているシャーペンで後頭部をブッ刺してやろうか!?
という衝動に駆られましたが、
なんとか自制することができました。

このときはさすがに自分でも危ないと思いました。

急激な視力の低下はストレスから?

急激な環境の変化のストレスのせいか、
夜間なので周りが暗いせいかわかりませんが、
高校に入って1年で一気に視力が落ちてしまいました。

高校入学当初1.5あった視力が二年には0.6とかくらいまで落ちてしまいました。

高校では演劇部に入りました。

そのころアニメが好きで声優に憧れていて、
声優になるには演劇の勉強をしないといけないとあったからでした。

本気で声優になりたいとかは思って無かったかもしれないですが、
やはり演劇に興味が沸きはいったのです。

演劇部では初めての舞台ではダブル主演の片方を務めました。
とは、言っても演劇部には男が3人しかいなくて、2人の主役はどちらも男です。
自然と割り振られる率は高くなるわけです。

演劇の経験はそれなりに面白かったのですが、
どこかやりきれなりという感じはありました。

一歩引いて見るようなクセがあり、それは自分自身にも言えることです。
つまり自分は人からこう見えているんじゃないか?こう見えたらイヤだな。
そんなことを考えているので、演技をするってこともなんだか恥ずかしくなるのです。

それは日常生活でも同じでした。「こういう人間だ」そう思われるんじゃないか?

決め付けで思われたくない、そんな気持ちからなるべく自分を出さないよう、
当たり障りのない対応、キャラクターで行く、人がたくさん居る場や、
まだあまり親しく無い人の前ではそういう振る舞いしかできなくなっていました。

逆に親しくなった人の前ではとてもよく喋りますし、
キャラなんかも気にせず自分の思ったことを話せるようになるので、
そのギャップはなんなんだろうな?と我ながら思ったこともよくあります。

初恋

高校一年のころ、僕はある人を好きになりました。
演劇部の一つ上の先輩の(とは言っても年齢的には一つ下ですが)女の子です。
彼女は丸顔のクリっとした目の可愛らしい感じの子でした。

なにが好きだったかは分かりませんが、
初めて見たときからなんだか惹かれました。

とにかくその子のことばかり考えるようになりました。
その子と一緒に学校に通いたい、一緒に帰りたい、
そうできたら幸せだろうなぁ、そう思うようになりました。

僕はそれまで人を好きになったことはありませんでした。
小学校のころ周りの子達は好きな女子の話をしていましたが、
僕はそれが良く分かりませんでした。

好きな人がいない事がおかしな事、悪い事なのかと思い、
「よし、あの子を好きになろう!」と決めて無理やり好きになりました。
でもそんなものは好きでもなんでもないので、当然すぐに忘れていました。

中学時代は三ヶ月しか登校していなくて、
全く女子との接点はなかったので、恋愛なんてのもしませんでした。

ですので、このときが初恋というやつだったのだと思います。
これまで恋愛どころかまともな人付き合いもして来なかったので、
こんなときどうして良いか分からないでいました。

はじめのうちは向こうからも色々話しかけてくれていました。

僕も最初は普通に話せていたのですが、
意識するとだんだんと反応がおかしくなり始めました。

どうも上手く返せなかったり、何故か無視したりしていました。
たまに勇気を振り絞って(!)携帯に電話をかけたしました。
でも、話すことが出てこなくて30分くらい無言だったときもありました。

そんなわけの分からないことをしていたら、
その子もちょっとずつ距離を取るようになってきました。
そしてあるとき、とんでもない光景を目にしたのです!

その子が僕の同じクラスの男の子と楽しそうに話しているのです・・・!

僕はとても動揺しました。ざわざわしたり、心臓の中がひんやりする感覚がありました。

人生で初めて体験する嫉妬心です。
しかもかなりの大きな気持ちだったで、すごかったです。
頭がくらくらする感覚でした。

普通の子達ならこういう体験を中学とかでしているのかもしれませんが、
僕はそんなことはこれまでなかったのです。
ここまでグラングランと心を揺さぶられる体験は初めてでした。

結局はその子は僕の反応に対して苦手意識をもっていたようで、
お付き合いすることはなかったです。

その後は僕に好意を寄せてくれた後輩の女の子と付き合ったり、それなりに?
人並みっぽい恋愛はしていました。

ただ自分から強く好きになったりという人はいなかったと思います。
なんとなく付き合えそうな、なんとく合いそうな人と付き合った。

ただそれだけのような気がして、自分が本当に好きなのか?
それは常に考えながら付き合っていました。

このような思考は恋愛だけでなく普段の行動にも現れていました。

なにか決めるとき、進路であるとか仕事であるとかも、自分で強くコレがやりたい!
って思うのではなく、、、

なんとなく、楽そうだから、給料よさそうだから、
そんな気持ちで決めてきた傾向がありました。

良い意味でも悪い意味でも高校生活は色々なことを体験できましたし、
外の世界に飛び出せるきっかけになったことは言うまでもありません。

もし、あのまま中学時代の引きこもり生活のような、新聞配達と家だけの往復の生活を送っていたらと思うと、
高校に行って体験したことはとても大きな変化の一つだと思います。

————————————
今回は以上です!

>>次回に続きます

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